インプラントの種類
ITI、ブローネマルク、アルトラ、カムログ、3I、POIなどなど、各国各社から、様々なタイプのインプラントが開発されています。それぞれインプラント体の性状や、術式、価格が少しずつ違います。
一番大きな違いとしては、一回法か二回法か、という手術回数の違いです。
インプラントを最初の手術時に、歯肉の中に完全に埋めるのが二回法、歯肉から貫通させるのが一回法です。
二回法はインプラントが骨と結合したら、インプラントのネジ山をだすため、二回目の手術が必要になります。
もちろん手術は何回もやりたくありませんから、一回法のほうがいいように思えます。しかし一回法は、手術後の感染リスクが二回法にくらべて高いといわれています。
ですので、基本的には一回法、リスクが高いときは二回法、という使い分けができるのがベストです。
各患者さまにあったインプラントを選択できるように、複数の種類のインプラントシステムを導入していると非常に心強いでしょう。